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2023年9月1日

静岡県へ、はまゆう大橋要望提出。

鈴木啓嗣県議にお取り計らいいただき、庄内地区連合自治会にて静岡県へ本年度も要望に伺いました。政令指定都市となり、県が直接所管する行政事務や土木工事はかなり減っているのですが、周囲を浜名湖に囲まれた当地は、毎年、県への要望を続けています。

今年の要望要旨は、以下の5点。

(1)   浜名湖新橋有料道路(愛称「はまゆう大橋」)の料金の無料化及び弾力的運用について

(2)   レイクハマナ未来都市構想における庄内地区の活性化計画について

(3)   庄内地区の一次産業の高度化について

(4)   県立自然公園・大草山を拠点とした観光振興について

(5)   庄内地区の防災対策と災害復旧支援について

浜名湖新橋有料道路(愛称「はまゆう大橋」)の料金の無料化は、地域住民の悲願であり、長年声をいただいている案件です。ただ無料になればよいというのは簡単ですが、しっかりと現状分析と課題認識を当局に訴えて参りました。20年前の浜名湖花博を契機に建設された環状線の「とびうお大橋」は無料ですが、「はまゆう大橋」は朝7時から夜19時までが有料となっており、地域振興により有料利用者を見込んでいたものと思われます。しかしながら、現行の有料料金での利用者は乏しく、有料利用を避けることで一般道の渋滞だけが増えることや、有料時間帯の終了を待つ車の渋滞がおこるなど、現状では、インフラストック効果が発揮されておらず、せっかく建設したのに使われない巨大インフラとなっています。

静岡県道路公社の説明では、供用開始の日から30年の料金徴収期間における償還額30億円に対し、現在の償還額は約一割程度、年間平均とすれば約1600万円に留まっており、残存期間での償還見込みは困難な状況にあります。今後の大幅な収入増対策が期待できる策が打ち出される予定がみえない現状から推察すれば、2034年の償還期限まで残り11年間の償還額は、1億7600万円程度、運営経費を鑑みた差額相当の額は相当低いものと考えます。この償還見込みを前提に、今後11年間のインフラストック効果を試算すれば、償還期限までの有料通行を続ける理由は乏しく、「はまゆう大橋」の利活用の促進するためにも、割引料金の適用や無料化の検討は必須であると要望してきました。

来年春には、浜名湖花博20周年記念事業が予定されており、要望を継続してきたことで、期間中の何らかの割引や無料化が協議されていくと信じておりますが、それに留まらず、交通量調査や利用者増加による地域活性化効果などによるインフラストック効果を最大限まで引き上げられるよう、継続的な社会実験や償還期限の前倒し対応など、県には実態に見合った対応をお願いしてまいります。

 続きはまた後日に。

9月となりましたが、暑い日が続きます。9月議会にむけ、準備スタートです。

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