私立幼稚園協会教育懇談会

浜松市内の私立幼稚園協会に属している幼稚園の関係者、PTA役員さんなどが一堂に会した懇談会が開催されました。

宮崎教育長からキャリア教育やICT教育、コミュニティ・スクールなどの取り組みについて講話ののち、各テーブルごとで意見交換とパネルディスカッションが行われました。

私のテーブルでは、志都呂幼稚園と百花幼稚園のPTA役員さん、湖東幼稚園の山口園長、海の星幼稚園の前田園長、気賀幼稚園の松浦先生とご一緒し、浜松市の子育て支援について、さまざまご意見を伺いました。

幼児教育の無償化の影響、コロナ禍による園の負担増や、預かり時間の延長ニーズの高まりに対する声や、保護者とのコミュニケーションの希薄化、保護者との関わり方に対する懸念の声が聞かれました。

この数年、子育て・教育に関する研究を深めている中で、幼児期の教育に対する重要性は益々高まってきています。教育の質を担保する観点からも園内業務の役割分担やヘルパー補助制度の検討は不可欠であると考えています。また、保護者ニーズと保護者との関わりの中においては、ICTのさらなる活用方法の研究の必要性と幼児期でのカウンセリング体制の強化についても喫緊の課題と感じています。

昨年の代表質問で要望した保育所巡回支援事業の拡充や公立幼稚園のありかたを検討する中で、公務員の幼稚園教諭の先生方をより効果的に活躍していただくための体制を早急に見直していくことが求められています。

小中学校で不登校や家庭の貧困サポートが重要な課題となっていますが、幼児教育時期からの早期発見、早期対応で課題が重大化しないサポートをすることは効果的と考えます。今年の大きな課題の一つとして取り組んでいきたいと思います。

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