浜松教師塾修了式

第14期の浜松教師塾の修了式と事例発表が行われ、市民文教委員長として参加させていただきました。

ベテラン教師が師範となり、配属されている学校とは別に、塾生となる若手教員が１年間を通じ、現場の授業で実践しながら学ぶこの取り組みは、他都市の模範事例ともなっています。

事例発表では、

・わかる楽しさを味わえる授業を目指して、教材活用のスキルとあわせ、児童の発言を拾っていく授業展開や普段の学級経営が大切である。

・主体的・対話的な学び、探究心を刺激するために教師が工夫して、日常生活と結びつけた実験や事例を提案したい。

・師範となった先生も、これまでの授業観を振り返る貴重な機会となった

・言葉のシャワーが心を耕す、道徳は特効薬ではなく、じわじわと効く漢方薬のようなもの。いつでもどこでも何度でも。

などなど、幼稚園から中学校までのそれぞれの科目での成果や感想が報告されました。

教育はひとづくり、地域づくりの礎です。

中央教育審議会2021年答申では学校教育・教員制度の改革について、2020年代を通じて実現を目指す学校教育を「令和の日本型学校教育」とし、その姿を「すべての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学び」と定義しています。

不祥事やいじめ対応などの謝罪報道が目立った今期ですが、真に頼りになる先生方の情熱と技量で、浜松の、日本の未来を担う子どもたちの教育が素晴らしいものとなるよう期待いたします。

#浜松教師塾

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#協働的な学び